機関・航海 |
軸 数 |
4 |
機関形式 ・基数 |
艦本式ギヤードタービン4基 |
ボイラ形式・基数 |
ロ号艦本式 8基 |
蒸気温度 [℃] 圧力 [atm] |
350 30 |
出 力 [SHP] |
160,000 |
速 力 [kts] |
34.2 |
航続力 [nm/kts] |
9,700/18 |
燃料積載量 [T] |
5,000 |
機関は大型缶8基と蒸気タービン4基で合計160,000SHPを発揮,日本海軍史上最高出力の艦となった。造波抵抗を減少させる球状艦首(バルバス・バウ)の採用などと相まって3万t近い艦に34kt以上の速力を可能とし,荒天時に本艦が全力航行を行うと随伴の駆逐艦が追いつけなかったという。本艦以後の大型艦はみなバルバス・バウを採用した。航続距離は飛龍より2,000nm増加している。
翔鶴級の欠点として、ローリングが大きかった点が挙げられる。加賀のローリングが3度のとき、本級のローリングは20度に達したと言われ1)、特に艦載機の発着艦の面から問題が大きかった。
参考資料
1) 翔鶴型空母