![]() 演習用爆弾 爆弾を搭載できるということは爆撃ができるように改修された通称「ボムキャット」なのでしょうか?それとも単にミサイル重量のダミー用? |
![]() 前 脚 |
![]() デモとヨーデル 搭乗員の名前とコールサインが書かれています。 前席:LT DAVE DEMOULPIED, DEMO 後席:LT MATT LEAHEY, YODEL と読めます(LTは大尉の意)。パイロットのコールサインが「デモ」なのはDEMOULPIEDの頭をとったようですが,飛行士官が「ヨーデル」なのは名前の発音(リーヒー?)がヨーデルの掛声を連想させるからでしょうか?これを見る限り,コールサインは乗員の本名から適当に決めているようです。 某映画ではここに LT PEET MICHEL, MAVERIC と書かれていました。マーベリックとは焼印のない牛のことで,意味としては一匹狼・異端者といったもの。撃ち放し可能な空対地ミサイルにも同じ名前が付いています。ちなみに格納庫内にはその映画の音楽がかかっていました。 |
![]() 前脚格納部 前脚格納部を覗いたところ。格納室内の側面に見えるボンベは,油気圧懸架装置(オレオ)の圧力タンクでしょうか(自信なし)。 ちなみに,オレオ式の緩衝装置は脚がピストンとシリンダーの関係になっており,シリンダー内にオイルが入っています。オイルはホースで圧力タンクに通じており,タンク内の圧縮空気の圧力により脚(ピストン)を延ばして荷重を受けるわけです。荷重がかかるとピストンに押されたオイルがタンクに入り,空気が圧縮されてその反力が増加します。 空気の圧力をバネ代りにするなら,初めからオイルはいらないのでは? と思ったあなた,空気のように流動性の高い流体では,摺動部の気密を保てないのです。さらにオイルは細いオリフィスを通過させることで粘性抵抗を生じ,ダンパーとして機能します。これがないと一度縮んだオレオはバネのように伸縮みを繰返してしまいます。 |